チームワークが育つポートボールの魅力

「ポートボール」というスポーツ、みなさんも小学校の体育で経験したことがあるかもしれません。

名前から海外発祥の競技かと思う方も多いようですが、実はこのポートボール、日本の大阪府堺市で始まった歴史あるスポーツなのです。

バスケットボールによく似たポートボールですが、実は「ゴールマン」と呼ばれる選手にボールを渡すことで得点が入るという、ちょっと変わったルールが魅力。

バスケットゴールがなくても楽しめるので、低学年の子どもでも気軽に参加でき、みんなで楽しく盛り上がれるスポーツです。

「パス！パス！」と声をかけ合いながら、みんなで協力し合って得点を目指す姿は、見ているこちらまで元気になります。

ポートボールの特徴と魅力

ポートボールには他の球技にはない特徴があります。

それは、「人にボールを渡すことで得点になる」こと。

ポートボールの魅力は、何といってもチームワークの要素が強い点です。

得点するために必ずボールを「渡す」必要があるため、自然と仲間との協力が生まれます。

また、他のポジションでサポートする選手の存在が大切で、運動が得意な子も苦手な子も、それぞれの役割で活躍する場面が多いのがポートボールの良さです。

プレイヤー同士が一つのゴールを目指す中で、声を掛け合い、協力し合うことで、一体感やチームワークを育むことができます。

中学の体育にも役立つポートボール

実は、ポートボールの経験が中学体育に活きてきます。

その理由は、、、「中学体育ではバスケットボールを行う」から。

バスケットボールに欠かせないパスやドリブルは、最初から上手にできる子ばかりではありません。

でも、小学校でポートボールを経験していると、ボール運びの基本や仲間との協力プレイが自然に身につくので、中学でのバスケットボールもスムーズにスタートできるのです。

当スクールでは、いきなり試合に入るのではなく、ドリブルやパスの練習を通してボールの扱い方に慣れる時間を大切にしています。

ドリブルを覚えることで自分のタイミングでボールを運べるようになり、プレイの幅が広がるのです。

また、低学年の子どもたちにも参加しやすいように、ボールを持って歩く際に歩数制限を設け、無理なく楽しめるルールでプレイしています。

体育やスポーツが「できないからつまらない」と感じてしまうのは残念なことです。

当スクールでは、スポーツを苦手と思わない環境づくりを大切にし、楽しく運動を好きになってもらうことを目指しています。

これからもポートボールを通して、みんなで元気いっぱい楽しい時間を過ごしましょう！