強制させる指導は長期的にはマイナスに働く
こんにちは!
あなたは、罰や強制させる指導を受けたことはありますか?また、そのような光景を見たことはないでしょうか?
教育現場や各種チーム等には必ず先生や指導者など、子ども達を見てくれる人がいますよね。
先生や指導者の中に、「これをやれ!」「何でもかんでもああしろ、こうしろ」「おれの言うとおりにすれば良いんだ!」
など、自分の管理下に置くことが良いと思っている人、
昔はたくさんいましたよね?
今はパワハラの問題があるので、子ども達に強く強制する指導者は少なくなってきていると感じていますが、それでもまだ存在することは確かだと思います。
罰や強制する指導は、渋々子ども達を従わせるものです。
この子どもたちを強制的に従わせる指導は、短期的に効果はあっても、長期的にみればマイナスに働きます。
強制的に従わせる指導って?
例えば、最初の内は子ども達は言うことを聞くけど、段々と言うことを聞かなくなるとか、
その指導者の言うことは絶対だけど、他に行った時に前でやってきたことが全て正しいと信じ込んでしまい別の指導者の言う事を一切聞かなくなるとか、
卒業した後に社会に出た時に自ら生き抜いていくために必要な力が全く備わってないとか。
将来的に見れば子ども達の為にはなりません。
実際、子ども達に強制する指導というのは楽なことは確かなんです。
自分の思うままに子ども達が動いてくれるからです。
でもそれって、子ども達の意思でしょうか?自分の考えで決断して行動しているでしょうか?
子ども達も自分で考えないで先生や指導者の言う通りに動くことの方が楽かもしれません。
でも、「個」の時代に突入している今の時代、「自分で決断する力」は必ず重要になってきます。
子ども達が自分で意思決定を行い、主体性を持って動いていくことが大切です。
主体性を持たせるためには?
主体性を持たせるために、
「先生やコーチは見ているだけにするから、自分たちで考えてやりなさい!」
、、、、
これはどうですかね?
強制はしていませんが、なんだか投げやりな感じがしませんか?
そうです、これはただの指導放棄です。(笑)
これでは何の基準もありませんから、子ども達は何をもって行動して良いか分かりません。
強制はしないにしても、ルールや規則などを設ける、基準を作ることが大事です。
その枠組みの中で、自分たちで考えて行動する。
ということが大事なんだと思います。
勿論最初は上手くいかないことが多いでしょう。
たくさん失敗もするでしょう。
でもそれで良いんです。挑戦したことを褒めて、じゃあ次失敗しない為にはどうすれば良いか?を考える。
トライ&エラーの繰り返しです。
それを繰り返していくことで、少しずつ成功が増えて自信がついていきます。
それが自分の財産になります。
人から強制されて得た結果と、自分で考えて得た結果だとどっちが自分の為になるかはもう分かりますよね?
禁止は欲求を生む
命令は反抗したくなる
よって、禁止や命令は望むことと反対の態度を作り出す
というのをネットの記事で見たことがありますが、まさにその通りだと思います。
これは教育現場、指導現場だけでなく子育てにも同じことが言えるかもしれませんね^^