「楽しい」雰囲気を作り出すために意識していること

こんにちは!

普段の子供たちのスクール活動で、僕たちが常に心掛けていることがあります。

それは、「楽しい雰囲気を作る」ということです。

なぜなら、どんなことであれ楽しさを感じていれば、それに対する意欲も湧いてくるからです。「楽しい」「わくわくする」という気持ちは何においても成長させる源になります。

そのためには、「僕たち大人がまずは楽しむこと」が大切です。大人が楽しそうにしていると、子供も楽しい気持ちになってくるものです。

また、表情もとても大事な表現方法の一つです。

暗い表情で、「こんにちは!」と挨拶するのと、笑顔で挨拶するのでは全く印象は変わってきますよね。


他にもある工夫を

活動内容についても、ある工夫をしています。

それは、「子供たちの待ち時間を極力減らすこと、無くすこと」です。

子供たちに体を動かすことの楽しさを味わってもらいたいので、座ったり立ち止まったりする時間が無いようなメニューを多く取り入れています。

子供によっては、「もう疲れた」とその場に座ったりすることがありますが、それはそれで良いんです。

他の子供たちが楽しそうに動いていると、しばらくしたらまたその中に飛び込んでいきますから(笑)


僕が良くないと思うのが、このような活動です。

あるチームの例を挙げます。

20人の子供たちが縦1列になり、一人ずつシュート練習をしています。

シュートを打ったら後ろに並びます。次、自分の番が来るまでに19人分待たなければいけません。待っている時間はなんと3分です。しかも待っている間は友達と喋っているか、ボーっと座っているか。(笑)

これ、想像つきますでしょうか?

少し大げさに書いていると思われるかもしれませんが、かなりリアルな話です。

昔は良くあった光景です(笑)

実際にそのような光景を見たことがある人もいるのではないでしょうか?

たった3分かもしれませんが、積み重ねると大きな差になります。

その3分で何か別で運動してもらうようなメニューを入れても良いですし、やり方はいくらでもあります。

それが100%悪いかどうかは断定できませんが、縦1列に並ばせるような練習を毎回取り入れているのは、子供たちの為になっているのかな?と感じています。


当スクールでは、人数によっては縦1列に並んだ状態で動いてもらうメニューもありますが、ごくわずかです。

基本は、子ども達全員が楽しみながらたくさん動けるようなメニュー構成となっています。

楽しい気持ちが湧くので、勝手に体が動き、勝手に友達と走り回るようになる。

たくさん走るので、自然と体力が身についてくる。

という訳ですね。


少し話が脱線したように思いますが、とにかく子供たちが「待つ」時間をどれだけ少なくするか、「早く走りたい!」「なんか分からないけど楽しそう!」と思えるような環境づくりを行うことに意識を向けて取り組んでいます。

子供達に「すっごい楽しい!」と、良く言ってもらえるのですが、より多くの子供たちに、運動って純粋に楽しいことなんだよ?と思ってもらえるように活動していきたいと思います。

「サッカーが好き、野球が好き、バスケが好き」など、そのスポーツを好きになることも勿論素晴らしいことですが、「あそこの雰囲気が好き!」と感じてもらえるような環境づくりに引き続き取り組んでいきます!

スポーツが持つ本来の意味である「楽しみ」をもっと深堀りしていければと思います^^

目次