自己肯定感ってなんだろう?
ここ数年でよく取り上げられるようになった「自己肯定感」という言葉。
あなたは、この言葉をご存じでしょうか?
自己肯定感とは、「ありのままの存在を受け入れ、尊重しポジティブに捉えることができる感覚」で、主に幼少期につく感覚で、社会で活躍する上で大切な力と言われています。
自己肯定感が高い人の特徴として、
- 何事も前向きに考えられる
- 自分をしっかりと持っている
- 失敗しても恐れない
などが挙げられます。
反対に自己肯定感が低い人は、
- 何事も後ろ向きに考えてしまう
- 叱られたら極端に落ち込む
- 自分から挑戦したくなくなる
などの特徴があるそうです。
よく勘違いされがちですが、
「いつも楽しそうで、ポジティブで、ストレスが無い状態」
のことを自己肯定感が高いという訳ではなく、
「自分の良いことも悪いことも受け入れながら、自分自身の可能性を認めることができる」
という状態が、自己肯定感が高い状態と言われています。
自己肯定感を高めるためには?
インボルブ花巻では、子どもたちが将来「自分らしく」生きていくために、日々のスクール活動の中で自己肯定感を高める取り組みを行っております。
具体的にどんなことを行っているか、大事にしているかというと、「承認」することと、それに対しての「声掛け」です。
まず、「承認」については、
① 存在自体を認めること
② やろうとしたことに対して認めること
③ 行ったことに対して認めること
などの意味があります。
そして、それに対する「声掛け」ですが、
① 「○○くん、こんにちは」、「○○くん、これについてどう思う?」、「○○くん、ありがとう」
② 「○○について、意識しているね」「考えながらやっているんだね」
③ 「今の最高だった!」「ナイスプレー!」「素晴らしいフォームだったよ!」
というようなことをその場面によって使い分けながら声掛けすることを意識しています。
どれか一つだけにフォーカスすれば良いという訳ではなく、バランス良く声掛けすることが大切です。
その子に対して、挨拶や話を聴くことも大事、やろうとしていることに対しての声掛けも大事、行ったことに対して褒めることも大事という訳ですね。
スクール活動を通して、子どもたちとより良いコミュニケーションを取りながら、承認することを心がけていきたいと思います。
あなたのお子さんに対しても、「承認」することを意識してみてはいかがでしょうか?